1.クリーニングを出す前に
ポケットの中を確認しましょう
背広のポケットやジャケット、ズボンやワイシャツ等ポケットのある洋服は必ず中を確認し、小銭や紙等が入っていないかどうかチェックしてから出しましょう!!
シミは種類と場所を伝えましょう
シミの部分には糸で印をつけ、いつ、シミの原因応急処置をしたかどうか伝えましょう!!
ほころびやほつれがないか確認しましょう
機械力でほころびが広がることもあります、ほころびやほつれは縫い直すなどの処置をしてから出しましょう!!
特殊なボタンや装飾品は外しましょう
高価な特殊ボタンは外して出す方が無難です。なくなると同じものはないので注意が必要です。
品質表示ははずさない
クリーニングをする衣服の大切な情報です!!
2.クリーニング品を渡すとき
クリーニング方法や仕上げ方法について内容をよく確認しましょう
クリーニングで解らない所は聞きましょう
出来上がり日を確認して預り証は大切に保管しておきましょう
引き取り時に預り証は必要です
3.クリーニングが戻ってきたら
シミ、汚れなどをチェック
シミ、色落ち、キズ、汚れなどがないか点検し、気づいた点はすぐ伝えましょう!!
ポリ袋から衣類を出し、風を通してから保管しましょう!!
湿気の多い所ではシミ・カビの原因になります。
ランドリー
専用の洗濯機に洗剤、アルカリ剤を入れて水または温水で洗う方法です。
乾燥機のように回転して洗浄するので生地を痛めず洗えます。
通常の家庭洗濯方法と似ています。主にワイシャツなどを洗います。
ドライクリーニング
油性の揮発性有機溶剤(石油系溶剤が主流)に洗剤を入れて、ドライクリーニング専用の洗濯機で洗う方法です。
家庭洗濯で水を使う代わりに有機溶剤を使います。
主に絹や毛製品など、水洗いによって型崩れや縮んでしまうような品物を洗います。
ウェットクリーニング
本来はドライクリーニングをすべき品物を、元の外観、寸法、風合いなどを損なわないように弱い力で水洗いする方法です。
家庭洗剤で、中性洗剤で手洗いする方法と似ています。
主に汗をたくさんかいた後の夏物の背広などを洗います。
特殊クリーニング
毛皮製品や皮革製品、和服やドレス、靴やブーツカーペットや絨毯、ブランド品のバック、ぬいぐるみなど通常のクリーニングでは洗えない品物を対象にしたクリーニングです。
今まで洗えないと思っていた品物でも、思いの外数多くの品物がクリーニング出来ます。
クリーニング店で行うドライクリーニングとは、家庭洗濯で使う水の替わりに揮発性の溶剤(石油系溶剤や合成洗剤)とドライクリーニング用の洗剤を使って衣類を洗う方法です。
ドライクリーニングには、
- 体から分泌される皮脂などの油性汚れが良く落ちる
- 型崩れや縮みが起こりにくい
- 水洗いに比べて色落ちしにくい
- 繊維を傷めにくい等
の長所があります。
レーヨンやテンセル、綿、絹、ウールなどの水によって型崩れや収縮をおこしたり、光沢がなくなったりする製品にはドライクリーニングが最適です。
反面、
- 汗などの水溶性の汚れが落ちにくい
- 溶剤の管理が悪いと逆に汚れてしまうことがある
などの短所もあります。
ドライマークの衣類で型崩れの心配のあるスーツやコート、セーターなどは、やはりドライクリーニングをするのがお薦めです。